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2011年04月09日

おんぞ祭り(初生衣神社、浜松市北区三ケ日町)

2011年4月9日(土)
今日も、毎年楽しみにしている、地元、三ヶ日町の「おんぞ祭り」 に行ってきました。
当初的予報では雨の予定でしたが、曇り神事が進むに連れて雲ひとつない日本晴れになりました。

初生衣神社は、伊勢神宮に昔から神衣(かんみそ)を納めていた歴史ある神社です。
現在も赤引の糸を初生衣神社で織り、豊橋の湊町を経由して伊勢神宮に奉納しています。
宮司さんは神服部さんです。
ご祭神は、天棚機姫命です。

機織殿

初生衣神社から皆で旗を持ちながら浜名惣社へ出発。
神事のあと、今度は、浜名惣社から初生衣神社へ帰ります。

桜が美しく降る中、初生衣神社で神事が行われ、

桜が絵になる地元の中学生の巫女さんの舞い。


国会議員、県議会議員、市議会議員をはじめ行政関係者、地元織物業者の関係者、近隣の神社の関係者の皆さん、そして地元の皆さん、そしてこのおんぞに惹かれた人たちが熱心に参拝していました。

そのあと、JAのスーパーに行ったら、花びらが頭にたくさんついてるわよって言われ、売り場のお姉さんに取っていただきました。

初生衣神社
http://ubuginu.jp/html/about.html

御衣(おんぞ)祭
典拠:Wikipediaより
『神祇令』・『延喜式』・『皇太神宮儀式帳』に神御衣祭が記されており、遅くとも平安時代初頭には御衣の奉織が行なわれていたことは確実である。和妙は服部(はとりべ)が、荒妙は麻績部(おみべ、麻績氏とも)が奉織し、それぞれ封戸22を与えられていた。神宮に仕えたこれらの一族は神服部(かんはとりべ)、神麻績部(かんおみべ)とも呼ばれた。服部は三河国より赤引の糸(あかびきのいと)と呼ばれる絹糸を入手していた。
(途中省略)
室町時代には北畠家が室町幕府の意向を無視し、神宮の神領を収奪し勢力を拡大した。北畠家の領地と隣接するこの地は特に早期に支配され、服部部・麻績部ともに姿を消してしまう。両機殿は地元住民らが祠を祀るだけとなり、奉織の行事と祭祀は中絶となった。この時期は定かではないが、神御衣祭は宝徳3年(1451年)を最後に中絶となった記録が残されている。
静岡県浜松市北区の初生衣神社(うぶぎぬじんじゃ)で行なわれる「おんぞ祭」は東方へ移動した神服部が1155年から内宮へ和妙を納めたことに由来するとされる。


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